Twitch

Twitchは、コンピューターゲームに特化したチャット機能付きのアメリカのライブストリーミング配信サイト。無料でも豊富で次元の高い機能が使えるのが魅力で、ゲームライブストリーミング配信では世界で最も人気がある。海外のスマブラの配信のほほ全てと、日本の大きな大会の配信はここで行われる。

というわけで、スマブラ動画勢ライフを送るならばTwitchの利用は不可欠である。昔は英語だらけだったが、スマブラ勢のアユハが日本人第一号の社員になってからはどんどん日本語化されていっている。サンキューアユハ(アユハの仕事かどうかは定かではないが)

Twitchの詳しい経歴などはWikipediaを参照してもらうとして、ここではTwitchの基本的な利用方法や、より快適に利用する方法を紹介する。


視聴アプリ

PCはウェブブラウザからTwitchのサイトを直接利用するか、デスクトップ用アプリを使うのが一般的。デスクトップアプリ用アプリはウェブブラウザ版と殆ど機能も見た目も差は無いが、Twitchに特化しているだけに多少軽いと思われる。ただし、拡張機能が使えなかったり、複数タブを開いたりはできない。海外スマブラ大会は複数のチャンネルで同時に配信されることが多く、スマブラ勢はそれらを同時に視聴するためにウェブブラウザ版を使うことになると思われる。

モバイルからはモバイル用アプリの利用がほぼ必須。

登録

登録しなくても視聴できるが、発言はできない。他にもいろいろと便利な登録者専用の機能があるので、登録した方が良い。

PCならデスクトップ用アプリを、モバイルならモバイル用のアプリを利用すると初回起動時に登録を促されるので、言われるがままにしていくと楽。PCのウェブブラウザから登録する場合、ナビゲーションバー右端の「登録」ボタンを選択することで登録フォームへ遷移できる。もしテキストが英語ばかりの場合、言語設定が英語になってしまっているので、ページ上部のナビゲーションバーの「…」を選択し、「Language」から「日本語」を選択する。

登録に使うメールアドレスはそこらへんの使い捨てのものでも通る。登録後、いつでも変更可能。
ユーザー名は英数字のみ。後から変更可能だが、一度変更すると60日間は変更できない。これとは別に後から「表示ユーザー名」を設定でき、そこでは日本語(とハングル)を使える。

登録すると設定したメールアドレス宛に認証メールが届く。この認証を通さないとチャットで発言できない。

ユーザー設定

ウェブブラウザ、デスクトップアプリは、ナビゲーションバー右端の自分のユーザー名が表示されているエリアを選択し、「設定」を選択する。
モバイルアプリは、ナビゲーションバー右端の自分のアイコンを選択した後、更に右上の歯車アイコンを選択し、「設定」を選択する。

ここでは、プロフィールの設定や視聴設定などができる。ウェブブラウザ、デスクトップアプリ、モバイルアプリでそれぞれ設定できるものが異なる。パスワードの再設定、ユーザー名の変更、プロフィール写真の設定はPC限定。更に、表示ユーザー名の変更はウェブブラウザ限定。

ユーザー名の変更をすると、それから60日間は再変更ができなくなる。したらば民に名前を憶えられたら変えてしまおう。

「表示ユーザー名」の設定では、日本語またはハングルを含むものに変えることができる。変更は一回きり。なお、日本人で表示ユーザー名を日本語にしている人はあまりいない。むしろ海外ユーザーに多く、しかもその多くはグーグル翻訳を使ったような滅茶苦茶な日本語である。
また、ユーザー名に含まれるアルファベットの大文字小文字を変えることもできる。こちらは何度でもできる。
ここで変わるのはチャットで表示されるユーザー名のみで、実際のユーザー名は変わらず、例えばアカウントページのURL(ユーザー名がURLになる)は変わらない。

チャンネルを探す

ナビゲーションバーにある検索バーにゲーム名(例:Smash)またはチャンネル名(例:SHI_Gaming)を入力する。ちなみに、スマブラWiiUを配信中のチャンネル一覧はこちら。大会スレで実況している人達がTwitchで放送しているチャンネルを案内してくれることは滅多にないので、実況に参加するためには基本的にそこから探すことになる。

チャンネルをフォローしておくと、配信が改心されるとTwitchのあちこちでそれを知らせてくれたりして便利。気に入ったチャンネルは積極的にフォローするといい。チャンネルによっては、サブアカを使った荒らしの対策で、フォローしてから一定期間経過したユーザーでないと発言を許可していないところもあるし。

チャンネル

配信中のチャンネルを開くと勝手に再生される。基本的な使い方は一般的なストリーミング配信サイトや映像プレイヤーアプリと同じようなもの。

アーカイブ視聴

チャンネル内にある「ビデオ」から、過去の配信を視聴することが出来る。当時のチャットの様子まで再現される。クリップを視聴中は、「視聴を続ける」或いは「ビデオ全体を視聴」ボタンを選択すると、そのクリップが撮られた時点からアーカイブを視聴できる。

日本人には優しくない時間帯で配信されることが多い海外大会はアーカイブで視聴するという日本勢は多い。

ちなみに、モバイル版でチャンネルページをひらくには、動画プレイヤーをタッチしたら表示されるユーザーアイコンをタッチ。

映像プレイヤーメニュー

動画プレイヤーにカーソルを重ねる、或いはタッチすると、映像の端にいろいろアイコンが表示される。その内の幾つかを紹介する。

設定

歯車のアイコンからは、画質とフレームレートの選択ができる。例えば「480p60」は「解像度480、60フレームレート」。チャンネルによっては選択できない。PCや回線が負荷に耐えられないようなら低画質のものを選択するといい。低画質なものほど映像を圧縮するためにいろいろ手間をかけた処理をしているので、それが視聴者の元へ届くまでに時間がかかる。ということで、高画質で視聴している人と低画質で視聴している人では映像の届く時間が異なる。「4段階の内の1番下の画質」なんかだと、最高画質よりも5秒近く遅れて映像が届くので、チャットの発言でネタバレを喰らうことも。

クリップ

それを選択した時点から30秒前までの時点を切り取った動画を作る。過去の配信でも可。他のユーザーも見れる。作成後しばらくするとそのときのチャットも一緒に再生されるようになる。半年~1年くらい経つとチャットは再生されなくなる。他人に見せたくなるようなシーンがあったら、すぐにクリップを作ってそのURLをしたらばと動画クリップに貼るべし。Twitterのツイートに埋め込んで共有することもできる。

「クリップの編集」で、クリップの中から更に一部分を切り取ることができる。また、編集可能な範囲が1分30秒前まで、公開できる範囲も1分まで増える。見逃してしまったシーンも、この機能のおかげで1分30秒前までならすぐに見れる。

シアターモード

PC版限定。ページから動画を視聴するのに必要ない領域を全部取り払い、その分、動画プレイヤーとチャットを拡大したモードにする。また、チャットの背景が黒くなり、メッセージは白になる。元に戻すには、シアターモードボタンをもう一度選択するか、キーボードのEscキーを押す。


チャット

ユーザー登録時のメール認証を済ましていればチャットでメッセージの送信ができる。

チャット欄を上にスクロールすることで、少しだけだが過去の発言を閲覧できる。また、その間はチャットの自動スクロールが止まるので、チャットの勢いが早いときにどうしても読みたい長文があれば、それで自動スクロールを止めてゆっくり読むと良い。

ある特定の文字列を送信すると、それが「スタンプ」に置き換わる。スタンプについては後述。

注意事項

  • 改行はできない。もししても、送信時に半角スペースに置換される。よって、普通のAAを貼ってもまず上手く表示されない。そのためTwitch用のAAが作られている。なお、殆どのチャンネルでAAはBAN対象である。
  • チャンネルのルールに抵触する発言をするとBAN(そのチャンネルで発言をできなくなる状態)されることがある。BANは配信者及びモデレータがすることができる。モデレータとは、他人をBANしたりなどの特殊な権限を配信者から与えられたユーザーのことで、通称、Mod。チャットではユーザー名の横に剣のアイコンがつく。チャンネルによっては独自のアイコンになっていることも。
  • BANされると発言できなくなる。BANには一定時間経つと元通り発言できるようになるもの(Timeout)と、モデレータが解除しない限り一生発言できないBAN(Permanitely Ban)、Twitch全域で発言できないBAN(Global Ban)がある。Global BanはTwitchによって自動でされるもので、超高速でメッセージを送信することを繰り返していると喰らうことがある。2時間程度で解除される。
  • BOT(プログラム)にモデレータを任せているチャンネルは多い。よろしくないワードを含んだメッセージなどはBOTが一瞬でBANしていく。
  • チャンネルによっては英数字以外を発言しただけでBOTによってBANされるところがある。これはBOTの中では 英数字以外=AA→BAN という認識になっているためである。

豆知識

  • PC版は、フォームで「↑」または「↓」キーを押すと、自分が過去に送信したメッセージが再現される。
  • PC版は、フォームに適当に文字を入力し、TABキーを押すと、その文字から始まるユーザー名がフォームに自動で入力される。
  • PC版は、フォームの下にある設定(歯車マーク)を選択すると、自分のユーザー名の文字色の変更などの設定ができる。
  • ウィスパー機能を使うと、特定ユーザーと一対一でやりとりができる。チャットからウィスパーを送りたい相手の名前を選択して「ウィスパー」を選択するか、「/w ユーザー名 (メッセージ)」とチャットでメッセージ送信するとウィスパーを送信できる。大規模なチャンネルではチャンネルのBOTがよく重要情報をウィスパーで送ってくる。
  • 独自のコマンドを設けているチャンネルがある。独自コマンドは普通「!」から始まる。コマンドはチャットでそれを送信すると使える。多くの大会配信では、「!bracket」のコマンドを送信するとトーナメント表のURLをBOTがすぐさま貼ってくれる。2GGのチャットでは、「!komo」と「!ranai」のコマンドがある。古森霧らないの写真をBOTがはるというもの。

ブロック

チャットの中の他人の名前を選択すると、いろいろ表示される。その内の「ブロック」(PC版は吹き出しマーク)は重要。これを選択すると、そのユーザーのメッセージは自分には表示されなくなる。大規模な大会は、したらばが鼻くそに思えるレベルで民度が低くなることが恒例なので、自分にとって害悪ユーザーはブロックして綺麗なチャットを作り上げること推奨。しかしその低民度っぷりを楽しむ者もいる。。

特殊なチャットの状態

チャットの民度の低さがモデレータの許容限度に達すると、チャットの状態を荒らしに強いものに変えてくることがある。
  • Slow Mode - 一度発言すると、設定された時間が過ぎるまで発言できなくなる。任天堂公式の配信はこれが30秒とかかなり大きく設定されていることが多い。また、チャットの勢いがかなり早いとSlow Modeでなくとも自動で5秒程度の間隔が設定されることがある。
  • R9K Mode - 過去の発言(自他問わず)と似ている、無個性なメッセージは送信できなくなる。人々は興奮するほど発言が定型文と化すのが世界共通なので、R9Kはそんな人たちだけを容易にふるいにかけることができる。
  • Followers Only Mode - そのチャンネルをフォローしてから一定時間経過した人しか発言できなくなる。この状態を適用する大会配信は増えてきているので、大会配信をするチャンネルはさっさとフォローしておくといい。
  • Subscribers Only Mode - チャンネル購読者しか発言できなくなる。EVOやGENESISのような超大規模大会では頻繁にこの状態になる。
  • Moderator Only Mode - Modしか発言できなくなる。究極の状態。
  • Emote Only Mode - スタンプしか送信できなくなる。独特の面白さがあり、チャットが荒れてなくてもこのモードを望む人もいる。

スタンプ

チャットで「Kappa」とか「PogChamp」などの特定のワードを送信すると、それが小さな画像に置き換えられる。主に表現の一つとして使われる。非常に豊富な種類があり、スタンプだけで意思の疎通が可能・・・かもしれない。英語が苦手な人は、文章で表現しきれない部分をこれで補ってしまおう。

利用できるスタンプの一覧は、フォーム右端の顔アイコンを選択すると表示される。その内の「すべて」或いは「標準スタンプ」が全てのユーザーが使えるもの。「チャンネル」はそのチャンネルの購読者専用。「すべて」だけでも十分な数があり、使われるスタンプはそれらが圧倒的に多い。大会配信などでは選手のチャンネルのスタンプを使うことで、自分がその選手のファンであることを他人にアピールできる。チャンネル購読者が多いNairoが大会に出てくると、彼のチャンネルのスタンプでチャットがあっという間に埋まる。普通に表現として魅力的なスタンプも多く、それを使いたいだけにチャンネル購読する人もいる。スマブラ勢ではNairoFOWのチャンネルのスタンプが汎用性が高く人気が高い(彼らの配信そのものも人気が高いが)。チャンネル購読者が多いほど、配信者はスタンプを多く作成できるようになる。

他人のメッセージ中にあるスタンプは、テキストと同様にコピーできる。また、カーソルを重ねるとそのワードが表示され、どこのチャンネルのものなのか(或いは誰でも使えるものか)もわかる。

https://twitchemotes.com/にもスタンプの一覧がある。そこではスタンプの解説を読むことができる。

特定の拡張機能を入れることで、非公式のスタンプや、廃止されたスタンプを、その拡張機能を導入している人の間でだけ表示できるようにする機能がある。導入していないとただのテキストとして表示される。特に人気なのが「BetterTTV」と「FrankerFaceZ」。特に「BetterTTV」は「導入していて当たり前」の風潮があり、多くの人が、それを導入していない人のことなど考慮せずに、普通にそれ専用のスタンプを使用しまくっている。2つとも後で詳しく説明する。

スマブラ配信で人気のスタンプ

チャンネルによっては独自スタンプの使い方がされてるところがある。ここでは、一般的なスマブラ配信での使われ方を解説する。一部はBetterTTV製。

鼻で笑っているような表情の男性のスタンプ。スタンプの中で一番人気。有名すぎてTwitch以外で使っても通じる。
汎用性がかなり高く、嘲笑、皮肉、冗談、自虐、苦笑・・・などなど様々な表現として使われている。そのため、Kappaだけを見ても相手が何を伝えようとしているのかはわからない。ただ、これが使われた発言はマジメではないことだけは確かである。そのため、マジメな話をしていることを強調したい時は文の最後に「(no kappa)」と添えることがある。
Keepo、Kippa、KappaPride、KappaClausなどなど大量の派生スタンプがある。
名前の由来はこの顔の人物の「Josh Kappa」から。Kappaは本名ではなく、日本の河童から取ったハンドルネーム。

驚いた顔のスタンプ。驚いたときに使われる。
人のゲームプレイを視聴していて驚くことはとても多いのでこのスタンプの出番は多い。Kappaの次に人気なのはこれかもしれない。
基本的には好意的な驚きであり、恐怖や落胆を伴う驚きには他の物が使われる。

最高に気持ちよくなってる顔のスタンプ。自分の好きなキャラが映っているときなど最高に気持ちよくなったときに使う。

寝ているスタンプ。眠たいときに使われる。
海外キッズは配信が退屈だと感じるとすぐにこれを連投しだす。

見た目の通り、落胆したときに使われる。

恐怖、混乱に陥ったときに使われる。配信機材の不調で激しいノイズが鳴ったりオフラインになったときなど。

怒っているとき、声高々に主張したいときに使われる。が、そこは捻くれ者が多いTwitch民。本気で怒った時にはあまり使わず、これが使われているときは冗談であることが多い。彼らが本気で怒ってる時はスタンプは使わないか、嘲笑系やResidentSleeperなどの遠回しに攻撃するものを使う。
BabyRageの方が冗談要素が強い。

ほぼ「Kappa」と同じだが、本当に笑えたときにも使える。
Kappa並みの汎用性の高さと、3文字で入力できる手軽さから、近年Kappaの人気を食いつつある。
元はBTTVのスタンプだったが、若干手を加えて公式に取り入れられた。それによってBTTVの方のスタンプ名は「LuL」に変わった。
なお、Twitch以外では「LUL」は「LOL」とほぼ同じ意味である。2つには日本でいうところの「ワロタ」と「ワロス」くらいの違いしかない。

釣られたときに。また、「KAPPA OUTDATED POGCHAMP OVERRATED LONG HAVE WE WAITED NOW WE JEBAITED」というコピペが大流行しており、その派生でこのスタンプと共に「-ed」で韻を踏む怪文がよく出回る。
この人物はスマブラも出典している大手格ゲー大会CEO GamingのCEOのAlex Jebaileyである。
昔は全く違う見た目のスタンプで、2016年に今の物になってから人気が高まった。

「Try Hard」とかけた名前。「Try Hard」は「頑張れよ」とか、頑張ってるのに努力が実らない人を馬鹿にする意味で使われる。ということでこのスタンプも馬鹿にするのに使われる。この表情からしてそうである。表情の煽り力が高すぎるため、単に煽るためにもよく使われる。
黒人のスタンプなので黒人が映っただけでも使われる。
高い人気のためか、2016年に高画質の物に変更された。

どこかの州で同性婚が認められた時に記念で作られたKappaの派生スタンプ。虹はLGBTのシンボルカラー。同性愛的な状況が映った時に使われる。
対戦後の抱擁がやけにアツイものだったとき、Captain Zackがベヨネッタダンスのモノマネをしたとき、Xaltis(性転換したスマブラプレイヤー)が映った時などによく使われる。
Homo for Komo、Bi for Ranaiなる謎ミームと共にもよく使われるので日本勢とも馴染み深い。

悲しんでるカエルのスタンプ。悲しいときに使われる。
元ネタは海外で有名な同名のMeme。

カエル。ゲッコウガが映ったときに使われる。
以前の名前は「OSfrog」だったが、あるとき「OS」で始まるスタンプの名前が一斉に変わった。

犬。ダックハントが映った時に使われる。
BegWanも犬だがあまりダックハントには使われない。

ZeRoのつもりで使われている。
更にそれをZeRoそのものにした「scarfNotATK」というスタンプがZeRoのチャンネルにある。

KENのつもりで使われている。KEN同様にキャップ帽を被っていることが唯一の共通点にして使われる理由である。「キャップ帽といえばKEN」という認識が海外勢の間に成立していることが伺える。「KenKONA」と言われることも。
KENと関係ない場所ではステレオタイプなアメリカ人のつもりで使われることが多い。

中東人のつもりで使われている。
2GGの配信では最後にストリートファイターの中東人キャラ「ラシード」のテーマを流すのが恒例となっており、そのときチャットではこのスタンプとラシードが操る竜巻を表すスタンプduDuduが大量に流れる。
中東人=自爆のイメージが完全にTwitch民の間にあるので、ダックハントが自爆したときにも使われる。ただし、チャンネルによってはこのスタンプと「KAPOW」(爆発や自爆をあらわすスタンプ)を一緒に使用するとBANされる。

日本の漫画チックなスタンプ。ふわなどの若い日本人女性が映ったとき、ルキナなどの若くて日本アニメ色の強い女性キャラが映ったときに使われる。
読み方は多分「おはよう」に近い。

スポンサー登録

チャンネル内に「スポンサー登録」ボタンがあり、そこを進んでいくとチャンネル購読ができる。チャンネル購読には月4.99$必要。購読者が多いチャンネル程、配信者はチャンネル独自のスタンプを作れるようになる。

チャンネル購読者になると、次のような特典がある。
  • チャットで発言した際、名前の横にチャンネル購読者であることを示すバッヂが表示される。
  • そのチャンネルのスタンプが使えるようになる。そのスタンプはそのチャンネル以外でも使用できる。
  • チャットが「Subscribers Only Mode」になったときでも発言できる。

チャンネル購読費の内、配信者に渡るのは50~60%程度らしく、他の動画配信サイトと比べると手数料が大きい。チャンネル購読はチャンネルのスタンプを使えるようにするため・チャンネルの機能向上に貢献するためという目的が主で、純粋に配信者に寄付をしたい場合には、多くの配信者はTwitchAlertsなどの手数料がかからない寄付の方法を用意しているので、そこを通して寄付をする。

チャンネルによっては、スポンサー登録したり、寄付をすると配信内にその人の名前が一時的に目立つ形で表示される。寄付と一緒に添えたメッセージが表示されるところもある。

BitsとCheering

詳細は公式で
手短に説明すると、Bitsを購入し、それを使ってメッセージを送信すると(Cheering)、動くスタンプが表示されて目立つ。また、チャット上部にそのときのメッセージがしばらく表示され続ける。消費されたBitsの量に応じてチャンネルの配信者にお金が入る。

大規模大会で人気プレイヤー同士の戦いになると立て続けにCheeringがされることがあるが、どんどん上書きされていくのであまり目立たない。

ちなみに、米国の視聴者は広告を視聴することでもBitsを少しだけだが入手できる。

Turbo

Twitchの有料プラン。チャットで名前の横に電池みたいなバッジがついているユーザーはTurboユーザーである。結構な会員費だが、動画視聴者に徹するならあまり恩恵はない。その金は配信者に寄付しよう。

フレンド

他のユーザーと「フレンド」の関係になることができる。フレンドになると、お互いがどのチャンネルを見ているかがわかる。「Twitch App」というアプリを使ってなんかできる。それだけ。なので、したらば民には無用の機能。

Twitchのためのツール

チャットの機能を強化したり、視聴を快適にする非公式のPC用ツールが多くある。特に「BetterTTV」は人気が高い。

Multi Twitch

複数のチャンネルを1つのウィンドウに表示してくれるページ。大規模な大会だと複数のチャンネルで同時に配信されることが多いので、そんなときに便利。

http://multitwitch.tv/観たいチャンネル名1/観たいチャンネル名2...というようにしてアクセス。Shi_Gamingと2ggamingとmvg_leagueを同時に見たいなら「http://multitwitch.tv/Shi_Gaming/2ggaming/mvg_league」とする。チャットは設定の「ポップアウト」を利用することで複数同時表示できるようになる。

Mini Player

Google Chromeの拡張機能。同名のTwitchの機能(動画プレイヤーが見えない領域までスクロールしたりするとブラウザの下部に現れる小さなプレイヤー)があるが、それとは別物。

動画だけのウィンドウ・チャットだけのウィンドウを表示する。

BetterTTV

独自のスタンプの表示、スタンプの入力補助、お気に入り機能付きのスタンプ一覧などが使えるようになる。とても人気が高い拡張機能。「FeelsBadMan」「SourPls」などのBetterTTV独自のスタンプは、公式スタンプと同じくらい頻繁に使われている。

後述の「FrankerFaceZ」でもBetterTTVのスタンプを表示できる。BetterTTVに未対応のブラウザだけど独自スタンプの表示だけはさせたいという場合はそちら。

導入手順
  • ここから拡張機能をインストールする。
  • 導入したブラウザでどこかのチャンネルを開く。
  • チャットの設定メニューにBetterTTVの設定欄が追加されていたら導入成功。

設定
  • チャットの設定メニュー → BetterTTV Settings
    • 「Settings」で、好きな機能のON/OFFをする。
      • ONオススメは「BetterTTV Emotes」「BetterTTV GIF Emotes」「Chat Image Preview」「Emote Menu」。
  • チャットの設定メニュー → Set Blacklist Keywords
    • 正規表現を使って、特定の条件にマッチする発言を自動で非表示にすることができる。

FrankerFaceZ

BetterTTVと似たような機能を持つ。スタンプを自在に拡張できることが魅力。個人が好き勝手作っては配布していたりする。当然、導入した人にしか表示されないので、結局は大勢の人が導入しているBetterTTVのものしかほぼ使われない。他、金を払えば特定のチャンネルでだけ使えるFrankerFaceZのスタンプを勝手に作れたりする。これはFrankerFaceZ本体を入れているだけで表示される。それらはここでチャンネル名で検索することで探すことができる。

Livestreamer

Twitchの配信を動画視聴に特化したプレイヤーで見れるようにするソフトウェア。動画視聴に特化しているわけだから、ブラウザで見るよりも軽い。また、映像の遅延が少ない。チャットは表示できないので、別途チャット用のソフトウェアを導入するなりする必要がある。

使いやすいGUI付きの物の導入手順はこことかここにわかりやすく記載されている。

お手持ちの動画プレイヤーで視聴する方法もあり(これが元々の使い方)、多分こちらの方が軽い。ただし導入はちょっと面倒。ここにわかりやすい導入手順あり。
そこに書いてある方法で動画プレイヤーを立ち上げるのもいいが、拡張子が「.bat」のファイルを作り、その中に
@echo
cd C:\Program Files (x86)\Livestreamer
livestreamer http://www.twitch.tv/Shi_Gaming/ best
@echo off
と入力して保存し、そのファイルを実行すると、それだけで動画プレイヤーが立ち上がるようになる。ちなみに、「C:\Program Files (x86)\Livestreamer」はLivestreamerのインストール先のパス、「http://www.twitch.tv/Shi_Gaming/」は視聴するチャンネルのURLなので、各自の環境、観たいチャンネルに応じて変更すること。配信が行われていないと動画プレイヤーは自動で終了する。

Chatty

チャットだけ表示するソフトウェア。チャットの速度がかなり速いときでも、ボロPCでも、サクサク動く。更に豊富な機能を備える。例えば、BetterTTVやFrankerFaceZのスタンプの表示・任意のユーザーの発言回数、過去の発言表示・スタンプのお気に入り機能・BetterTTVのものより使いやすく高性能なブラックリスト、ハイライト機能・自分宛てにメッセージが来た時に知らせる機能など。

導入手順と設定はここがわかりやすい。

StreamElements

各チャンネルの各スタンプの使用数やユーザー別発言数などがみられる。2016年より記録開始。
Shi_gamingの記録はこちら

上手く視聴できないとき

次の手段を試す。
  • リロードする。
  • 設定→画質 を変更してみる。
    • 良い画質なほど、PCと回線にかかる負荷は高い。その負荷に耐えられずに視聴に支障をきたしている可能性がある。
    • 回線のプロバイダによってはTwitchのような海外のサイトには厳しめの帯域制限を設けているところがあり、その場合は幾らPCが高性能であっても低画質でないとまともに再生できない。視聴し始めは帯域制限が緩くても、長時間視聴していると制限を厳しくしてくるところもある。
  • 設定→詳細設定→HTML5プレイヤー をOFFにする。
    • OFFにするとHTML5を使用していない動画プレイヤーになる。殆どの環境ではHTML5プレイヤーの方がパフォーマンスが良いのだが、稀にその逆の環境もある。
  • チャットの 設定→チャットを非表示 をする。
  • ブラウザではなくLivestreamer、Chattyで視聴する。
  • 最終手段。FILIPがニコ生でやってるミラー配信で観る。
    • まさに英雄。

  • 最終更新:2019-11-04 18:56:41

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